2024年10月7日(月)
<特徴>
開封後の心躍るような香り
グレープフルーツやライムのような
ケニアらしいフレッシュな酸味
さらにカシスやグレープのような特徴が
複雑さを感じさせる
ボディ感のあるしっかりとした飲みごたえ
ぷるんとしたジューシーな口当たり
<物語~ストーリー>
「国ぐるみでおいしいコーヒーを世界へ」
ケニアでは1933年の法改正をきっかけに
国をあげてコーヒー生産に力を入れてきました。
主に数haの農園を持つ零細農家が栽培・収穫し
それを組合に集めて仕上げていく。
以前は品質の良いコーヒーを作っても
それが適切な報酬として反映されないことが
しばしばあったが。法改正後に生産者の
生活が改善されて品質が飛躍的に向上
ケニアは世界でも有数のコーヒーの生産地になった
さらに、世界初のコーヒー研究機関を持ち
世界中に大きな影響を与えている
そこには研究資格をもったスタッフが所属し
最先端の農業技術をすべての生産者に伝えるため
惜しみない努力をしている。
ケニアの代表的な品種であるSL28 SL34など
素晴らしい香味を持つ品種がここで生まれた
このように最先端の農業技術を研究するケニアは
安定した生産量と優れた品質のコーヒーを提供している
最先端の農業技術をもつケニアから届いた
今月のコーヒーはケニア中央州キリニャガ地区で
作られた「ピーベリー」のみを選別したコーヒー
一般的なコーヒー豆はフラットビーンと呼ばれ片側が平ら
ピーベリーは丸くてかわいい形をしている。
コーヒーノキの先端部に全体の数%だけが
ピーベリーとして実ると言われ
これだけを選別することも手間のかかる作業
また、ピーベリーのすばらしさは希少性だけではなく
通常ふたつのコーヒー豆に栄養が行きわたるところ
ひとつのコーヒー豆にぎゅっと栄養が凝縮される
わけなので、香味がすばらしい。
ケニアらしいジューシーさがより際立ち
キレのある酸と果実感あふれる味わいが
生み出されている。