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2024-06-23

横浜みなとみらい珈琲日記 三国コーヒーと朝ごはん

2024/6/23(日)

5月に札幌でいただいたコーヒーがあった
三国のコーヒー


引いてある粉で淹れたんだけど
深煎りで苦みがガツンと来る感じ
おもったよりもおいしかった




朝ごはんは目玉焼き、ソーセージ
サラダに納豆





 

2024-06-20

横浜みなとみらい珈琲日記「タンザニア・アカシアヒルズ」開封!

2024/6/20(木)

今月のコーヒー2袋目
「タンザニア・アカシアヒルズ」


<特徴>
リンゴやグレープフルーツのようなフレーバー
グリーンキウィのような酸味を感じる。
シロップのような甘さと軽い口当たりが
初夏を思わせる味わい。
アイスにすることで酸味の輪郭がはっきりし
より爽やかな印象


<物語~ストーリー>
今回初めて紹介する「アカシアヒルズ」は
タンザニアの国際的なプライベート
オークションでウィナーを獲得した農園
オーナーはタンザニア人のレオンさん

コーヒーを選定する際、まず商品の詳細を
明かさずにカッピングという評価方法で
「品質」だけ見る。それは品質はうそをつかない
と考えているから。動植物の環境を犠牲のもと
コーヒーを栽培し続けるといづれは土地が枯れ
生産ができなくなる。
また、コーヒーの生産にはどの工程においても
「丁寧さ」が不可欠。雇用環境の悪化は
コーヒー生産のモチベーションが下がり
品質の低下につながってしまう。


このアカシアヒルズも品質の高さで採用を決めたが
レオンさんの思いにも強く共感している。
彼の目標は「生産に関わる人が幸せになり
周りの人も幸せになること」それは
「かかわる全ての人がハッピーに」
というきゃろっとの理念とも一致している。


2007年レオンさんは、オルディニアという地域で
栽培を始めることにした。ンゴロンゴロ自然保護地区
と接している自然豊かな環境。しかし
素晴らしい土壌であるにも関わらず
タンザニアの中でも貧しい地域でもあった
彼は農園立ち上げの際、地域の方たちに
「人生を変えるものは何でしょう?」
と訪ね歩いたそうです。
まっ先に出てきた答えは「水」でした。
そこで水のインフラを整えることにした。
農園だけではなく村にも水を水をパイプラインで
送るシステムを作った。
いずれ村には雇用が生まれて人が集まり
社会が循環するようになった。

さらに国のコーヒー品質をあげるべき
海外のロースターを誘致してカッピング会を開催
結果的にこれがタンザニアコーヒーの
品質の高さを世界に知らしめて
国際的なオフィシャルなオークションへと発展
まさにレオンさんのコーヒー生産は地域の人々の
生活を変えタンザニアのコーヒーの歴史を変えていった
本当の意味での持続可能なコーヒー生産を体現する
レオンさん。彼のみんなの幸せを願って作るコーヒー
「タンザニア・アカシアヒルズ」




 

2024-06-11

横浜みなとみらい日記 朝のコーヒーと空

2024/6/11(火)

朝のコーヒー


南に向かって一枚
東に向かって一枚
光の向きでコーヒーの色も変わる
良い色だ


梅雨入り前のいい天気
だんだん蒸し暑くなってきた
エアコンはまだ使わない
扇風機と窓開けで大丈夫
20~26度といたところか・・・





 

2024-06-07

横浜みなとみらい珈琲日記 パナマ・ハートマン農園開封!

2024年6月7日(金)

6月のコーヒーを開封!!
「パナマ・ハートマン農園」


<特徴>
クリーミーでなめらかな口当たり
ボディ感があり、ブルーベリーやアプリコットのような
酸味と甘さの余韻がバランスの良さを感じる
後味には黒糖のような甘さととろける質感が
心地よく残るコーヒー
アイスにしても黒糖のような甘さと
ほのかなビター感にしっかり飲みごたえを感じる


<物語~ストーリー>
2011年から紹介しているハートマン農園から
今年も素晴らしいコーヒーが届いた
この農園ボルカンの町からぐにゃぐにゃ道を
進むこと1時間のコスタリカとの国境ので
パナマでもかなり山奥に位置している。
1912年、アイロス・ハートマンさんが現在の
チェコ共和国からパナマに移住してきたのが
パパナマにおけるハートマン家の始まり
現在はラティボール・ハートマン・ジュニアさんが
跡をついている。彼には4人の弟妹がいるが
全員で農園を経営している
自身は味作りに最も重要な精製を、彼の妻テシーさんは
品質管理、弟のアランさんとアレクサンダーさんは
農園管理とまさに一家総出の味作り
また妹のアリスさんとケリーさんは農園内の
観光事業を担当している農園は広大な熱帯雨林に
囲まれているため、原生的な自然環境を保全しており
野鳥には楽園ような環境であることは間違いない。


きゃろっとでは10年以上のお付き合いとなるが、
品質の安定感は今まで取り扱った銘柄の中では
トップレベル
農産物であるコーヒーはその年の気候や土壌の
状況に影響を受けるが、ハートマン農園の毎年
変わらぬ味わいと品質は高い生産技術を実感

このようなご時世であるが、今年も変わらずに
ハートマン農園から届いた素晴らしいコーヒーを
紹介できることにありがたさを感じる

パナマの名門農園
ハートマン農園が作り出す素晴らしいコーヒー







 

2024-05-24

横浜みなとみらい珈琲日記「コスタリカ・ドン・マヨ」開封!

2024年5月24日(金)

<特徴>
ブラックベリーやカシス、木苺ジャムのような
個性的なキャラクターのコーヒー
口に含んだ瞬間に感じるボディ感と
メープルのような甘さが特徴
冷めると果実の輪郭をはっきりと感じる
素晴らしいコーヒー


<物語~ストーリー>
2019年ドン・マヨ マイクロミルのオーナーである
パブロさんがキャロットにやってきた。一緒の時間を
過ごし、話をする中で印象的な言葉がいくつかある。
その一つが、徹底的な「データ分析」パブロさんは
「安心で美味しいコーヒーを作るためにデータを
集めてきた。コーヒーは農産物だから毎年同じ
状況ではない。状況に合わせて、土や発酵や
乾燥を少しずつ調整していく。同じ味に
仕上げるために同じ工程を踏むんじゃだめ、
状況が変化するからこそ、それに合わせて
調整をしていく。そしてすべてをカッピング
して、またそこから次のコーヒー栽培に改善
していく」と話す。まるで研究者のよう


そして、二つ目が「信頼」という言葉。
彼がデータを集めるのは、
楽しみにしているお客様のため。
「信頼があるからコーヒーの生産ができる」
「信頼こそスペシャルティコーヒーのすべて」
と何度も口にしていた。


パブロさんの弛まぬ努力によってつくられた
このコーヒー。果肉をたくさん残した状態で
乾燥させるレッドハニー精製のため、独特の複雑で
華やかなフレーバーが生まれる。
カシスや木苺ジャムのような個性的なキャラクター
果肉に由来するジューシーな甘さが口の
中に長く続く素晴らしいコーヒー
「特別な日に飲んでほしいコーヒー」
とパブロさん。

コスタリカでも随一の生産技術を持つ
ドン・マヨ マイクロミルのコーヒー


朝ごはんの後にいただきました。
朝ごはんは彩きれいな
玉子焼き、ブロッコリー、キャロット
ソーセージ




 

2024-05-14

横浜みなとみらい珈琲日記「パプアニューギニア・コルブラン農園」開封!

2024年5月14日(火)

「パプアニューギニア・コルブラン農園」


<特徴>
飲み始めから感じるのは、べっこう飴のような
優しい甘さ。アプリコットのようなキャラクターは
温度変化によってマスカットや青りんごのような
キャラクターへ・・・紅茶のような口当たりが
特徴の素晴らしいコーヒー


<物語~ストーリー>
パプアニューギニアは世界で最貧国のひとつ
コルブラン農園は東部山岳州のカイナンツから
車に揺られて数時間の山奥にある。2018年
スタッフが訪問した時には農園が訪れるにつれ
その風景は数百年も一気に遡るような印象を受けた。
その風景こそコーヒーに最高の生産条件だった。
最後の楽園と称されるパプアニューギニア


この農園は1962年オーストラリアから移住した
ベン・コルブランさんがコーヒー栽培を始めた。
現在は孫のニコールさんが引き継ぎ、
献身的な栽培を行っている。
パプアニューギニアでは精製工程の技術が
未熟な場所が多く、どうしてもネガティブな
フレーバーが出てしまう。
ところが、ニコールさんは昔ながらの
ゆっくりと丁寧な手法を維持しながら
発酵工程での過発酵などが無いよう丁寧に進める。
天日乾燥はアフリカンヘッド(乾燥棚)で行われ、
区画と収穫費別に管理。さらに農園内には
カップテスト設備を備え高度な品質管理を可能にしている。
パプアニューギニア国内ではめったに見ることができない
貴重な設備で作られた高品質なコーヒーである。


朝ごはんと一緒に。




 

2024-04-21

横浜みなとみらい珈琲日記「コスタリカ・グラニートス・デ・オルティス」開封!

2024年4月21日(日)

4月のコーヒー2袋目開封!
「コスタリカ・グラニートス・デ・オルティス」


<特徴>
女性ならではの優しく丁寧な管理による
透明で明るい酸味。
サクランボやアプリコットのようなキャラクターが
とってもチャーミングでかわいらしい印象
温度変化によってプラムのようなキャラクターや
ナッツなどの香りも感じる。
クリーミーな口当たりとシロップのような甘みも
素晴らしい。



<物語~ストーリー>
カルロデン家族が作った愛情たっぷりのコーヒー
現在このマイクロミルの所有する複数の農園は
ジョイスさんはじめとした姉妹の両親が管理。
施肥やコーヒーノキの選定、収穫など農園管理の
工数を数週間がかりで行うことで、木の1本1本まで
目を行き届かせている。
木の成長度合いに合わせて適切な管理をすることが
コーヒーの甘さに直結する。
農園に植わるコーヒーノキは元気に枝葉が伸び
生き生きしているように感じる。

収穫されたコーヒーの実は果肉を剥かれ
乾燥工程に入る。この工程はジョイスさんも
実際に担当する。


ジョイスさんは23歳。姉たちと一緒に初めた当初は
コーヒーを作る知識はほとんどなくとても苦労したそうだ。
どのようにやっていくのかを家族で意見を交わし
間違いを繰り返しながら手探りで最良の方法をみつける
ことができた。家族と一緒でなければできなかった
家族の味である。今では水洗処理から天日乾燥、
保管までの全工程をすべて任されており。
「どこの農園よりも愛情をこめて作っている」
と自信に満ちた顔で話してくれた。さらに
彼女たちもコーヒーの品質を評価できるようになる
ためにトレーニングを受け、収穫されたコーヒーを
どのような工程で仕上げると美味しくなるのかを
常に研究し続けている。このような日々の探求心が
2014年以降、2016年まで3年連続で品評会受賞する
ことにもつながっている。




 

2024-04-10

横浜みなとみらい珈琲日記 インドネシア・マンデリン・ポルンセリブ・ジャヤ開封!!

2024年4月10日(水)

4月のコーヒー1袋目を開封!
「インドネシア ポルンセリブ・ジャヤ」


<特徴>
一口目から感じるインパクトのある力強い
風味が特徴
このアーシーさに魅了される人も多い
さらにパイナップルやオレンジピールのような
キャラクター、スパイシーさを感じ、2024年の
アイスコーヒーはじめにもピッタリ


<物語~ストーリー>
「こんなに大切に育てているのか」
今回紹介するコーヒーは、北スマトラ島
トバ湖南西部に位置するポルン地区から届いた

このコーヒーはアルフィナーサンガ周辺に住む
農家さん達から集められた。彼ののような
コーヒーを集める人はコレクターと呼ばれ、
インドネシアのコーヒー生産において
とても重要な存在で品質を大きく左右する。

コレクターの彼も農家でもあり彼が作り出す
コーヒーは素晴らしい香味だけではなく
クリーンカップも素晴らしく惹きつけられる
2023年11月インドネシアに訪問した際
北スマトラ島のコレクターごとのロットを
カッピングする機会があったが、その中でも
「もっとも綺麗に感じたコーヒー」
それがアルフィナさんのコーヒー


この味わいの肝を彼の農園でみることができた。
北スマトラ島は世界的にも気候や土壌に恵まれ、
放置してもいいものが作れるくらい
それに合わせて特有のスマトラ式という精製方法が
唯一無二の香味を生み出し、知名度が広がった
しかし、彼の農園を訪問するとコーヒー生産の
先進国と変わらない丁寧なコーヒー造りを
行っていた。放置状態でもよいコーヒーが作れるのに
なぜここまで丁寧に育てるのか?と聞くと、

「父の代から多くの人たちに支えられて
コーヒーを栽培してきた。高品質のコーヒーを
育てる機会を与えてもらった。コーヒーは手を
かければそれだけ高品質になり美味しくなる。
簡単ではないけれど、その学びや支えてくれた人
たちを無駄にしたくないのです」

彼のコーヒー大切にしてきた人のつながりと
コーヒーへの情熱は、コレクターの仕事にもつながる。
品質を追求するアルフィナーさんが集める
コーヒーだからこそ、ここまで魅力的なコーヒーに
仕上がる。伝統的な精選方法のスマトラ式を
最大限に活用した素晴らしいマンデリン





 

2024-03-27

横浜みなとみらい珈琲日記 「エチオピア・グジG21 チルフィート」開封!

2024年3月27日(金)

快晴の朝に久しぶりのアフリカ系のコーヒー
エチオピア・グジG21 チルフィート

<特徴>
フローラルで華やかなアロマと
シダモらしい爽やかなレモンやオレンジのような
シトラスフレーバーが心地よく感じられる
さらに上質なシロップのような甘さが長く続き
温度変化とともにマンゴーやパパイヤなど
複雑なキャラクターを感じる。
また、ブラウンシュガーのような甘さが
野性味溢れる味を表している。


<物語~ストーリー>
ファンの多いエチオピア。エチオピアから
品評会入賞レベルの素晴らしいコーヒーを用意できた。
エチオピアコーヒーを飲みなれていない人は
驚くかもしれない。他国の銘柄では感じられない
華やかなアロマとあふれんばかりの爽やかな酸味
コーヒー教室でエチオピアコーヒーを提供する際は
目を閉じて「レモンティーだと思って口にして」
と案内すると驚かれる。コーヒーのイメージから逸脱
する味わいにとりこになる人も少なくない。

このような素晴らしい香味をもつコーヒーを生み出す
エチオピアだが、国際品評会の歴史は浅く2019年に
初めて開催された。
品評会に出品・入選したコーヒーは世界中で
オークションにかけられ、平等に取引をされる。
生産者は名が知れ渡るだけではなく品質にみあった
対価も支払われることになる。
コーヒー発祥の地エチオピアでもスぺシャルティ
コーヒーの新たな歴史が始まったのである。

このチルフィートは品評会には出品していないが
カッピングの評価評価点数としては十分入賞可能な
レベルのものである。この銘柄が品評会入賞銘柄と
なれば、ブランド銘柄として価格が数倍になる。
しかし、ブランドが付いていないコーヒーでも
素晴らしいコーヒーは数多く存在し、そのような
コーヒーに出会った際には、わくわくするものである。
今回信頼のおける商社からの紹介を受けて、
3年ぶりにこの高品質なコーヒーを届けることができた。
最も注目される産地シダモ地区グジの隠れた逸品
チルフィートをお楽しみあれ。