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2025-07-02

横浜みなとみらい珈琲日記「タンザニア・アカシアヒルズ」2025開封!

2025年7月2日(水)


特徵 -comments-

ブラックベリーやアメリカンチェリーのような

濃密な風味。温度変化と共に、

青リンゴやマスカットの爽やかな酸味が

顔を出します。さらには、

クルミを思わせる柔らかなナッツ感も感じられ、

複雑ながらもバランス良くまとまった印象です。



物語 -coffee story-

今月ご紹介する「アカシアヒルズ」は、

タンザニアで開かれる国際的なコーヒーオークションで

優勝した農園です。

私たちは、その農園を経営するレオンさんの

思いに深く共感しています。

彼の目標は、

「コーヒーづくりに関わるすべての人が幸せになり、

その幸せが周りの人にも広がっていくこと」

だと話してくれました。

これは、私たち珈琲きゃろっとの

「関わる全ての人がハッピーであること」

という理念とぴったり重なっています。


2007 年、レオンさんはオルディアニという地域で

コーヒーの栽培を始めました。

そこは世界的にも有名な自然保護区

「ンゴロンゴロ自然保護地区」

に隣接する美しい自然が広がる場所ですが、

タンザニアの中でも特に貧しい地域でした。

農園を作るにあたって、レオンさんはまず村の人たちに

「人生を変えるために一番必要なものは何か」

と尋ねました。

そこで返ってきた答えは「水」でした。

その言葉を受けて、

彼は農園だけでなく村にも水を届けるための

パイプラインを整備しました。

これによって水不足が解消され、

村には新しい仕事が生まれ、

人々が集まり始めました。

地域の生活が少しずつ良くなり、

社会が回り始めたのです。


さらにレオンさんは、

タンザニアのコーヒーの品質をもっと高めるために

海外の焙煎業者を招き、

コーヒーの味を公平に評価する会を開きました。

この取り組みが、

タンザニアのコーヒーの良さを世界に知らしめ、

国際的な公式オークションの開催につながりました。

こうして、レオンさんのコーヒーづくりは、

村の人々の暮らしを変え、

タンザニアのコーヒーの歴史をも動かしていきました。

真の意味で持続可能なコーヒー生産を実現する

レオンさんの思いが込められた

「アカシアヒルズ」のコーヒーを、

どうぞ心ゆくまでお楽しみください。


横浜みなとみらい珈琲日記
「タンザニア・アカシアヒルズ」開封!2024年6月


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2025-06-23

横浜みなとみらい珈琲日記 ボリビア コパカバーナ農園(3年目)

2025年6月23日(月)


<特徴>
ティピカ種らしいアメリカンチェリーや
アプリコットのような穏やかな酸質が特徴
ブラウンシュガーのような優しい甘さが
鼻からふわっと抜ける心地よさ
飲んだ後も心地よい甘さが広がり
落ち着いた一杯を楽しめる


<物語>
南米の中央部にあるボリビア
多彩な自然に恵まれた国
国土の2/3がアマゾンの熱帯雨林
アンデス山脈を挟む起伏に富んだ地形

コーヒーが作られているのは、
標高3600mにあるユンガス地方
チチカカ湖からもたらされる適度な湿度と
この地域の険しい地形が
温暖な自然条件と甘い香りを持つコーヒーを
生み出している。

ボリビアのコーヒー栽培は、
1600年代スペイン植民地時代に入植者が始めた。
コパカパバーナの農園主マリアさんの祖先も
スペインから渡ってきた一人。
マリアさんの父ハイメさんが50年前に始めた。

ハイメさんが農園を始めた当初からボリビアでは
コカイン栽培が社会問題になっており、
コーヒーからコカインへの転作も増え続けていた。
周辺の治安も悪くなって、ボリビアコーヒーは
このままでは十数年後には消滅してしまうと
危惧されている。

そのような苦境の中、現在の土地に農園を購入し、
高品質なコーヒーを作りたいという一途な想いのもと、
ボリビアを代表するコーヒーになった。


マリアさんは栽培から輸出まで一貫して
行っているため、コパカバーナ農園では
ティピカ種のみを選別して品質の高いものを
精製することができます。
単一品種を栽培している農園が少ない
ボリビアではとても希少なコーヒー

毎年紹介しているが、
変わらぬ安定した品質が特徴
変わらない幸いを毎年作り出すことは
農産物であるコーヒーでは決して
簡単なことではない。
50年間続くコーヒーへの一途な情熱が
つながる素晴らしいコーヒー



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2025-06-16

横浜みなとみらい珈琲日記「ペルー ミラフローレス農園」

2025/6/16 月曜日


特徴 -comments-

ベルガモットの爽やかな香り広がる逸品。

アプリコットのような穏やかで柔らかな酸味と、

クリーミーさが特徴のコーヒーです。

透明感のある後味が心地よい飲みごたえを演出し、

締めくくりには滑らかな

ミルクチョコレートの甘みを感じます。


物語 -coffee story-

2024年のSCA

(日本スペシャルティコーヒー協会が主催するコーヒーの祭典)

で、私たちは農園主のマヌエルさんと

初めて食事をする機会に恵まれました。

彼の実直さとまじめな人柄に心を打たれ、

「この人のコーヒーなら間違いない!」

と確し、この時、気持ちの半分は

取り扱いを決めていたといっても

過言ではありません。

このコーヒーが作られたのは、


ペルー北部のアマゾナス州


の山中にある町のロンニャ・グランデから、

さらに険しい山道を10km 登った先の

小さな集落にあるミラフローレス農園です。

経済的には決して豊かな地域ではありませんが、

周りを美しい川に囲まれた、

コーヒー栽培に最適な環境です。

この農園の物語は、

マヌエルさんとエスターさんという

情熱あふれる二人から始まりました。

2002年、彼らはペルーのコーヒー農園の

生産性の低さに気づき、

「もっと素晴らしいコーヒーを作れるはず」

と農園経営に挑戦したのです。

しかし、道のりは決して平坦ではありませんでした。

有機栽培にこだわり、

100ヘクタール以上の土地で始めた農園は、

コーヒーノキを枯らす恐ろしい

「サビ病」に襲われます。

2013年までに栽培地は10ヘクタールまで減少。

経済的にも大きな打撃を受け、

夢は潰えかけました。

それでも二人は諦めませんでした。

2018年、専門企業と手を組み、

これまでの品種だけにこだわらず、

ゲイシャやジャバなど新しい品種も取り入れ、

農園を35ヘクタールまで復活させたのです。

困難を乗り越え、

情熱と工夫で世界に通用するコーヒーを

生み出したミラフローレス農園。

そのストーリーと味わいを、

ぜひご家庭でお楽しみください。

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2025-05-18

横浜みなとみらい珈琲日記「グアテマラ アティトラン・ブルーレイク」開封!

2025年5月18日(日)


特徴 -comments-

ブルーベリーやレーズンのような穏やかな酸味。

後味には口に広がるナッツの風味が

深みを加えてくれます。

さらに、香草のような香ばしさ全体をまとめ、

バランスよく飲みやすいコーヒーです。

後味にはミルクチョコレートの甘さも。




物語 -coffee story-


このコーヒーは、「世界一美しい湖」と評される

アティトラン湖の周辺にある4つの村で、

大切に作られました。

この地域では、

今もマヤの文化が息づいていて、

美しい湖のそばにはカラフルな

民芸品が並ぶ姿が見られます。

この湖は約8万年前の火山活動によって

できた広大なカルデラ湖で、周りは

3つの火山に囲まれています。

そのため、肥沃な土壌やよい気候が整い、

コーヒー栽培にぴったりな場所となっています。


ここに住む農家さんたちは、

長い伝統を守りながら、

愛情を込めてコーヒーを育てています。

収穫されたコーヒーチェリーは、

精製所に運ばれますが、

そこでは一般的に農家ごとのチェリーを

集めるため、品質にばらつきが生じて

しまうことが多いのです。


しかし、このブルーレイクでは、

集めたコーヒーを精製の段階で選別することで、

品質を安定させる工夫をしています。

選別を繰り返すことで、

コーヒーの味わいはどんどん良くなりますが、

その分出荷量は減ってしまいます。

それでも、ブルーレイクが長年にわたり

安定した品質を保っているのは、

丁寧な精製と品質へのこだわりが

あるからです。


ここからは少し裏話。

2021年からこのコーヒーを

ご紹介していましたが、

今回はリニューアルして登場します。

このコーヒーは、

昨年までは大きな麻袋(約69kg)で

運ばれてきていました。

生豆が麻袋に直接入れられていたため、

時間が経っと品質が変わりやすく、

長期保存には向いていませんでした。

これまでに良い品質を保っていたものの、

これらの点を改善してもらえたら

「もっと美味しい状態でお届けできるのに…・」

と、取引先の商社さんや現地の輸出業者さんに

何度もお願いしてきました。

そして、今年ついに荷姿が半分になり、

生豆はビニール袋に2重に梱包されて

運ばれてきました。

産地の方々には負担をかけてしまうことに

なりましたが、美味しいコーヒーのために、

ご協力いただけたことに感謝しています。


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