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2024-09-22

横浜みなとみらい珈琲日記「グアテマラ・アンティグア地区マイクロロット」開封!

2024年9月22日(日)

<特徴>
毎日飲んでも飽きないコーヒーを目指している
それを象徴しているのがアンティグア産のコーヒー
飲み初めにはカシューナッツのような香ばしさと
ミルクのような質感で温度変化を期待させる
ミルクキャラメルのような甘さ、
アプリコットやみかんのような風味もある。


<物語~ストーリー>
ベラ・ビスタ精製所のセラヤさんが管理する農園のコーヒー
彼はアンティグアを代表する生産者で、自身の農園の他に
約20の農園管理も行っている。2019年スタッフが彼に
アンティグアの農園を案内してもらった際にはその知識の
多さに驚いたという。農園では化学物質を最小限に抑える
ために農業活動を改善し農業技師として科学的な知識を
各農園と共有している。

彼はアンティグアに住む人々の次世代の社会基盤を作る
ためにも尽力している。美味しいコーヒーを作るためには
優秀なスタッフが必要。そのための技術や知識、
トレーニング、さらには資金調達を含めて各農園のサポート
をしている。このようにセラヤさんはアンティグアの
コーヒー生産を支えるキーパーソン。彼の持つ強い
リーダーシップと熱い志を注がれたコーヒーを楽しみたい。



 

2024-09-04

横浜みなとみらい珈琲日記「インドネシア・マンデリン クラッシックブルボン」開封!

2024年9月4日(水)

8月のコーヒー
「インドネシア・マンデリン クラッシックブルボン」


<特徴>
穏やかな印象と質の良い甘さが特徴のこのコーヒーは
ブルボン種の特徴が良く出ている。
黒糖のような甘さ、蜂蜜のようなまったりとした
長く続く質感がある。
後味にほんのり残る酸味が心地よく
インドネシアのスペシャリティコーヒーらしさを
実感できるコーヒー


<物語~ストーリー>
インドネシアでは珍しいブルボン種のコーヒー
ブルボン種を栽培しているのはこの地域でも
わずか40~50件の農家さんたち
品質は良いがインドネシアで多く栽培されている
ハイブリッド種に比べると収穫量が少なくて
病害虫などに弱い手のかかる品種である
近年はより簡単に栽培できて手軽に換金できる
オレンジへの植え替えも増えてきていて
希少性が高まっている品種である

また、インドネシアでは収穫量の少ない農家さんたちから
コーヒーを集められるため通常はいろいろな品種が混ざった
ロットになる。しかし今回品種の特徴を感じてもらうため
ザイラニさんが作ったブルボン種のみを選別した特別仕様
の豆である。ザイラニさんは脱サラしてコーヒー農園を
営んでいる。農園を案内してくれた彼から感じるのは
豊富な知識と体力。アチェ地区では独特な樹形に
コーヒーを選定し樹齢10年以上のコーヒーから
チェリーを収穫する。他の国ではもっと早いサイクルで
植え替えを行う場合もあるが丁寧に選定を行うことで
植え替えの手間と時間、そしてお金を省くことが可能に
なった。これも農園の管理を一人で行うザイラニさんの
努力のたまものである。


このように丁寧に作られたインドネシアの希少種を
紹介できるのは、コーヒーにかかわる人達が
信頼関係を築きながら熱心に品質に対して
向き合っているからに他ならない。
農家さん、産地のコレクター、買い付け業者・・・
多くの人たちの気持ちのこもったコーヒーが
恵庭市の焙煎工房に届いて全国の顧客にお届けできる
誰一人欠けてはお届けできない。そう考えると
身震いするほど、ありがたいなぁと思う
そんな想いを馳せたインドネシアの単一品種
非常に珍しいブルボンコーヒー






 

2024-08-22

横浜みなとみらい珈琲日記「グアテマラ・レタナ農園」

2024年8月22日(木)

8月のコーヒー2袋目
グアテマラ・レタナ農園


<特徴>
まろやかな口当たりバランスの良さが
アンティグアらしいコーヒー
温度変化によってアプリコットのような
優しい酸味も感じる
酸味が落ち着いたころには
黒糖やミルクチョコレートのような
豊かな甘さが際立って感じる


<物語~ストーリー>
創立90年を迎えたレタナ農園
きゃろっとで紹介するのは7年ぶり!
レタナ農園のあるアンティグアは
3つの火山にかこまれた盆地で
火山灰質の豊かな土壌が広がり
山から吹きつける冷涼な空気が昼夜の
寒暖差を生み出す
最高品質のコーヒーをつくる自然条件が揃った
この土地は国内でコーヒー栽培が始まった伝統
もあり、グアテマラコーヒーの代名詞でもある。


この農園は元来カトリックの修道士たちの
手により運営されていた。農園名はその当時の
代表であったレタナ神父名前に由来している。
そのころレタナ農園ではコーヒー栽培をしておらず
サトウキビが栽培されていた。その後、
オーナーはコフィーニョさんとなり、
コーンやアボカドなど様々な農作物を試験的に
栽培する。試行錯誤の末にコーヒー栽培に
たどり着いたが、農園を購入した当初は
不況の煽りを受けてとても苦労したそうだ。


今回買い付けに成功したのは
レタナ農園の中でも特に甘みの強い
イエローブルボン
ポルトガル語で「黄色」を意味する
アマレロとも呼ばれ、通常真っ赤に実る
コーヒーチェリーが黄色く熟していくのが特徴
赤い実に比べて熟度の判断がしにくく
うまく扱うことができない場合は
未成熟な味わいになってしまう。
そこはで伝統あるレタナ農園
熟練したピッカーさんによって完熟のチェリーが
摘み取られ、芳醇な甘さとほのかに残る
フルーティな味わいを感じさせてくれる。
その洗練されたフレーバーはアンティグア産の
コーヒーの特徴を鮮やかに表現している
レタナ農園のイエローブルボンが醸し出す
クラッシックアンティグアのフレーバー




 

2024-08-01

横浜みなとみらい珈琲日記 「ケニア・キママ」開封!

2024年8月1日(木)


<特徴>
ジューシーさが最大の特徴
カシスやグレープ、パイナップルのような
南国フルーツを思わせるキャラクター
ミディアムボディの赤ワインのような口当たり
冷めてくると酸味が落ち着いて
ブラウンシュガーのような甘さが際立つ


<物語~STORY~>
このコーヒーはケニア北西部のブンゴマ地区にある
キママ・ウォッシングステーションから届いた
ケニアといえば中央部にそびえるケニア山南部が
主要な産地として知られている。
この地域が生産量の7割を占めており、
キアンブやキリニャガ、ニエリなど、きゃろっとでも
紹介しためいがらの多くが中央部の産地
ところが、今月のコーヒーは隣国ウガンダの
国境に近いブンゴマ地区


実はこの地域は現地でもまだあまり知られていない
場所であるが、ケニア山周辺の環境に引けを取らない
素晴らしい条件が整っている。
アフリカでも最も古い火山の一つエルゴン山の山麓は
中部アフリカにおける熱帯雨林の島と呼ばれ
手つかずの豊富な自然が残されている。


コーヒーは標高1500~1900mの山麓一帯で生産
されており、火山灰質の土壌と豊富な降雨量に恵まれ
高品質なコーヒーを生産し続けている。

このように素晴らしい環境に恵まれたブンゴマ地区では
高品質で細部へのこだわりを持つ背性施設が増えている。

これから世界で注目されるであろう
ブンゴマ、キママ・ウォッシングステーションの
コーヒーである。








 

2024-07-22

横浜みなとみらい日記 朝のコーヒー「ボリビア・コパカバーナ農園」

2024年7月22日(月)

また新しい1週間が始まった


いい天気
コーヒー濃過ぎて頭が痛くなる
カフェインの影響か?




 

2024-07-18

横浜みなとみらい珈琲日記 ボリビア・コパカバーナ農園

2024年7月18日(木)



<特徴>
ティピカ種らしいアメリカンチェリーや
アプリコットのような穏やかな酸質が特徴
ブラウンシュガーのような優しい甘さが
鼻からふわっと抜ける心地よさ
飲んだ後も心地よい甘さが広がり
落ち着いた一杯を楽しめる


<物語>
南米の中央部にあるボリビア
多彩な自然に恵まれた国
国土の2/3がアマゾンの熱帯雨林
アンデス山脈を挟む起伏に富んだ地形

コーヒーが作られているのは、
標高3600mにあるユンガス地方
チチカカ湖からもたらされる適度な湿度と
この地域の険しい地形が
温暖な自然条件と甘い香りを持つコーヒーを
生み出している。

ボリビアのコーヒー栽培は、
1600年代スペイン植民地時代に入植者が始めた。
コパカパバーナの農園主マリアさんの祖先も
スペインから渡ってきた一人。
マリアさんの父ハイメさんが50年前に始めた。

ハイメさんが農園を始めた当初からボリビアでは
コカイン栽培が社会問題になっており、
コーヒーからコカインへの転作も増え続けていた。
周辺の治安も悪くなって、ボリビアコーヒーは
このままでは十数年後には消滅してしまうと
危惧されている。

そのような苦境の中、現在の土地に農園を購入し、
高品質なコーヒーを作りたいという一途な想いのもと、
ボリビアを代表するコーヒーになった。


マリアさんは栽培から輸出まで一貫して
行っているため、コパカバーナ農園では
ティピカ種のみを選別して品質の高いものを
精製することができます。
単一品種を栽培している農園が少ない
ボリビアではとても希少なコーヒー

毎年紹介しているが、
変わらぬ安定した品質が特徴
変わらない幸いを毎年作り出すことは
農産物であるコーヒーでは決して
簡単なことではない。
50年間続くコーヒーへの一途な情熱が
つながる素晴らしいコーヒー



2023年4月4日の日記








 

2024-07-01

横浜みなとみらい珈琲日記「ブラジル・ヴィオレッタ・イエローハニー」2024

2024/7/1(月)

7月のコーヒーを1日に開封
「ブラジル・ヴィオレッタ・イエローハニー」

2023年も7月に来ている



<特徴>
優しく包みこんでくれるような
まろやかな口あたり
そしてミルクチョコレートのような
甘さがとても心地よいコーヒー
冷めてくるとヘーゼルナッツや
カシューナッツのような甘い香ばしさや
ハチミツのような風味も感じられる。


<物語~ストーリー>
エクスポーターのブラジル・サンコーヒーと
インポーターの石光商事が作り出した、特別ロット
サンコーヒーの代表ファブリシオさんは
昨年きゃろっとに遊びに来てくれた。
生産への徹底した管理と緻密な計算ととものに
彼が大切にしているのは人とのつながり

「生産者とともに高品質なコーヒーをつくることで
彼らは誇りを持つようになり人生が豊かになる
目的は生産じゃない、関わる人の豊かさなのだ」

彼の話に胸が熱くなった。


そんな情熱的な彼が届けてくれたヴィオレッタは
味作りにも秘密がある。サンコーヒーに所属する
20農園の中でも標高の高い農園から完熟実を収穫する。

高地では昼夜の寒暖差によってより糖度があがる。
甘みたっぷりのチェリーを果肉のぬめり成分を残して
パティオと呼ばれる乾燥床にあえて厚く(5~10cm)
積み上げる。「厚層」と呼ばれるこの方法で
通常の倍ほどの時間をかけて天日乾燥し、さらに
さらに甘味が凝縮されていく。

しかし、乾燥工程の管理を怠れば、カビの発生や
異臭につながる。避けるためには手間と時間をかけて
攪拌する以外の方法はない。てまひまかけて
適度な発酵を進めて乾燥させてあげることで
これまでにない、豊かな香味と甘みたぷりの
コーヒーに仕上がった。


いつも関わる人々の幸せを願うファブリシオさんたち
から届いたブラジルの美味しいコーヒー

朝ごはんはトマトとたまご
夏野菜は夏に食べるべし





 

2024-06-23

横浜みなとみらい珈琲日記 三国コーヒーと朝ごはん

2024/6/23(日)

5月に札幌でいただいたコーヒーがあった
三国のコーヒー


引いてある粉で淹れたんだけど
深煎りで苦みがガツンと来る感じ
おもったよりもおいしかった




朝ごはんは目玉焼き、ソーセージ
サラダに納豆





 

2024-06-20

横浜みなとみらい珈琲日記「タンザニア・アカシアヒルズ」開封!

2024/6/20(木)

今月のコーヒー2袋目
「タンザニア・アカシアヒルズ」


<特徴>
リンゴやグレープフルーツのようなフレーバー
グリーンキウィのような酸味を感じる。
シロップのような甘さと軽い口当たりが
初夏を思わせる味わい。
アイスにすることで酸味の輪郭がはっきりし
より爽やかな印象


<物語~ストーリー>
今回初めて紹介する「アカシアヒルズ」は
タンザニアの国際的なプライベート
オークションでウィナーを獲得した農園
オーナーはタンザニア人のレオンさん

コーヒーを選定する際、まず商品の詳細を
明かさずにカッピングという評価方法で
「品質」だけ見る。それは品質はうそをつかない
と考えているから。動植物の環境を犠牲のもと
コーヒーを栽培し続けるといづれは土地が枯れ
生産ができなくなる。
また、コーヒーの生産にはどの工程においても
「丁寧さ」が不可欠。雇用環境の悪化は
コーヒー生産のモチベーションが下がり
品質の低下につながってしまう。


このアカシアヒルズも品質の高さで採用を決めたが
レオンさんの思いにも強く共感している。
彼の目標は「生産に関わる人が幸せになり
周りの人も幸せになること」それは
「かかわる全ての人がハッピーに」
というきゃろっとの理念とも一致している。


2007年レオンさんは、オルディニアという地域で
栽培を始めることにした。ンゴロンゴロ自然保護地区
と接している自然豊かな環境。しかし
素晴らしい土壌であるにも関わらず
タンザニアの中でも貧しい地域でもあった
彼は農園立ち上げの際、地域の方たちに
「人生を変えるものは何でしょう?」
と訪ね歩いたそうです。
まっ先に出てきた答えは「水」でした。
そこで水のインフラを整えることにした。
農園だけではなく村にも水を水をパイプラインで
送るシステムを作った。
いずれ村には雇用が生まれて人が集まり
社会が循環するようになった。

さらに国のコーヒー品質をあげるべき
海外のロースターを誘致してカッピング会を開催
結果的にこれがタンザニアコーヒーの
品質の高さを世界に知らしめて
国際的なオフィシャルなオークションへと発展
まさにレオンさんのコーヒー生産は地域の人々の
生活を変えタンザニアのコーヒーの歴史を変えていった
本当の意味での持続可能なコーヒー生産を体現する
レオンさん。彼のみんなの幸せを願って作るコーヒー
「タンザニア・アカシアヒルズ」




 

2024-06-11

横浜みなとみらい日記 朝のコーヒーと空

2024/6/11(火)

朝のコーヒー


南に向かって一枚
東に向かって一枚
光の向きでコーヒーの色も変わる
良い色だ


梅雨入り前のいい天気
だんだん蒸し暑くなってきた
エアコンはまだ使わない
扇風機と窓開けで大丈夫
20~26度といたところか・・・