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2025-12-08

横浜みなとみらい珈琲日記「グアテマラ・コバン オーロラ農園」開封!

2025/12/8 月曜日


特徴-comments-

オレンジを思わせる明るく清らかなアロマ、

チェリーのジューシーな甘酸っぱさが弾けます。

中盤にはプラムの円熟した果実感が奥行きを与え、

ミルキーな口当たりが全体をやさしく包み込みます。

後味は白砂糖のように透明感ある甘さ、

雑味のないクリーンな余韻へと自然に溶けていきます。



物語 -coffee story-

オーロラ農園があるコバンは、

グアテマラシティから約150km 北に位置し、

山々に囲まれた自然豊かな場所です。

未開の熱帯雨林が広がり、

固有種を含む 179種類の鳥が生息しています。

その中でも「クビワキヌバネドリ」は

特に大切に保護されていて、

赤いお腹に白黒のボーダーラインが特徴的な姿から、

現地では「オーロラ」と呼ばれています。

この美しい鳥がこの農園の

名前の由来とも言えるんですね。



オーロラ農園では、希少なゲイシャ種をはじめ、

パカマラやマラゴジッペなど、

様々な品種を栽培しています。

また、このような単一品種だけではなく、

味作りの一環として独自に品種をブレンド

したロットも作り出しています。

今月ご紹介するオーロラ農園は、

カツーラやブルボンなど、

甘さに特徴のある品種をバランスよく

ブレンドし、甘さと酸味のバランスが

素晴らしいコーヒーに仕上がりました。

このコーヒーを作ってくださったのは、

農園の管理を行っている

オノフリオ・アニースさん。

ドイツ人の家族から

農園を購入したことをきっかけに、

コーヒー農園を始め、

土壌や環境の持続可能性について

学んだ経験をもつ生産者さんです。

自然の中で過ごす時間や、子どもたち、

そして孫たちと一緒に過ごす時間が

何よりの楽しみだというアニースさん。

このコーヒーは、

完璧さを追求するという信念を持つ彼の自作です。



さらに、
この農園は働く方々の支援にも力を入れる
「オーロラスタジオ」
というプロジェクトにも参加しています。
このプロジェクトは、
コバンの各農園を取りまとめている
アルドさんが発足。
特にこの地域では、
先住民の間でも所得や貧困格差が
広がっていることが問題になっています。
「経済的に自立し、ビジネスとしてコーヒー栽培が
できる農家を育てる」という思いから、
売上の一部を地域のインフラ改善に還元、
50世帯以上の農家を支援しています。
アルドさんは、家族に「グアテマラを愛し、
人を助けること」を教えつつ、
農家を訪れ自らも手を動かしている姿が
非常に印象的です。

<ビジネスコラム>
「技術継承DX」でOJT頼みからの脱却。
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2025-12-01

横浜みなとみらい珈琲日記「エチオピア イルガチェフェG1 アリーチャ」開封!

2025/12/1 月曜日


特徴 -comments-

アールグレイを思わせる上品な味わい。

マンダリンオレンジや温州みかんを思わせる

爽やかでシトリックな酸が鮮やかに広がります。

質感はシルキーで、雑味のないクリーンな印象が際立ち、

みずあめのように柔らかな甘さと

ほのかなバニラの余韻がとても心地よいコーヒーです。



物語 -coffee story-

今月は、エチオピアのイルガチェフェ地方にある

アリーチャ・ウォッシングステーションで作られた

コーヒーをご紹介します。


このウォッシングステーションへは、

周辺の 300以上の小規模農家さんが

チェリーを運び込みます。

ほとんどの農家さんは、コーヒーノキを

他の野菜と一緒に育てる間作(かんさく)

という、土地を有効活用する自然に

近い方法で栽培しています。

化学肥料や農薬はほとんど使わず、

実質的に有機栽培です。


収穫は、各農家さんのご家族による

手作業で行われていますが、決して農家さんに

任せっぱなしばかりではありません。

ウォッシングステーションでは、

農家さんがより良いチェリーを収穫

できるようトレーニングを提供しています。

運び込まれたチェリーは手作業で選別され、

皮と果肉を取り除き、発酵、洗浄の後、

アフリカンベッドという棚で約18日間かけて乾燥。

どの豆がどこで乾かされているか追跡できるよう

しっかり管理されます。


エチオピアコーヒーは、

様々な種類のコーヒーノキがあるため、

驚くほどのフレーバーの多様性が魅力です。

近年は農家さんから直接買い付けする

ことが可能になり、

より高品質で安心できるコーヒーが

手に入りやすくなりました。

きゃろっとでは、直接取引は行っていませんが、

信頼のおける商社さんが

繋がりを作ってくれています。

豊かな自然と農家さんの丁寧な栽培、

そして徹底した品質管理によって生まれる

並外れた品質のアリーチャを、

ぜひ味わってみてください!


エチオピア・イルガチェフェ・コケ・ハニー開封!2023年


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2025-11-26

横浜みなとみらい珈琲日記「コスタリカ ドン・ホエル」開封!

2025/11/26 水曜日


特徴 -comments-

ベルガモットの爽やかで華やかな香りが印象的。

アプリコットや和梨を思わせる繊細で

フルーティーな風味が広がります。

口当たりはシルクのように滑らか。

透明感のあるカップ、白砂糖のような素朴な甘さが

全体を優しく包み込み、

一杯を通じて心地よさを感じさせます。



コスタリカはここ!


物語 -coffee story-

ドン・ホエルマイクロミルは、

2011年に創設されました。

オーナーのアラン・オビエドさんの

父フリオさんのニックネーム

「Joel」

が名前の由来です。

家族を大切にするコスタリカの人

らしい由来ですね。


このマイクロミルは、コスタリカの中でも特に

小規模であることで知られています。

所有する農園は、約 10ha。

アランご夫婦とその息子さんの3人で運営し、

収穫期には家族総出で作業をしています。

ご家族で丁寧に管理ができる規模での

管理が、この素晴らしいコーヒーを

生み出しているのですね。


創設から3年後には、安定した収量を

確保するまでに成長を遂げました。

その背景にはいくつかの要因があります。

ひとつめは、ウエストバレー地区特有の

微小気候です。

ウエストバレーには、

ぼくも何度か足を運びましたが、

昼夜の寒暖差に毎回驚かされます。

同じ農園内でも区画ごとに異なる

風向きや日当たり、土壌成分が、

コーヒー栽培にとても優れているのですね。

ふたつめには、その特異な気候特性だけに

頼りきらない、

アランさんの品質改善への努力があるからに

他なりません。

この継続的な努力で、

毎年のように素晴らしいコーヒーを

生み出すこのマイクロミルは、

より良い品質のコーヒーを

生産するために情熱をもって

様々な取り組みを行っています。

コスタリカで発展した

ハニープロセスや伝統品種にとどまらず、

新たなコーヒー豆の栽培・精製方法を

取り入れ、多様化を図ります。

その成果として、

2022年の国際品評会でケニア種を出品し、

見事に 15 位に入賞を果たしました。

コスタリカではまだまだ定着していない

この品種で、受賞を果たすには

アランさんのフロンティアスピリットが

輝いています。

このように、

ケニア品種を強みにして活躍する

生産者の1人として

匠の技を見せているアランさん。


今月ご紹介のコーヒーはケニア種ではなく、

伝統的なヴィジャサルチ種ですが、

その品質は折り紙付きす。

ぜひお楽しみください。


アランさんの優しい顔からは

想像できないような、

自信に満ち溢れたコーヒーの風味。

きめろっとへやってきたときも、

ご自身の作ったどのコーヒーにも

誇りを持っているようでした。

2022年、SCAJで実際に振舞ってくれた

あの味は忘れません。

今回ご紹介するのは、

伝統品種のヴィジャサルチ種ですが、

その品質は折り紙つきです。


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