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2025-05-18

横浜みなとみらい珈琲日記「グアテマラ アティトラン・ブルーレイク」開封!

2025年5月18日(日)


特徴 -comments-

ブルーベリーやレーズンのような穏やかな酸味。

後味には口に広がるナッツの風味が

深みを加えてくれます。

さらに、香草のような香ばしさ全体をまとめ、

バランスよく飲みやすいコーヒーです。

後味にはミルクチョコレートの甘さも。




物語 -coffee story-


このコーヒーは、「世界一美しい湖」と評される

アティトラン湖の周辺にある4つの村で、

大切に作られました。

この地域では、

今もマヤの文化が息づいていて、

美しい湖のそばにはカラフルな

民芸品が並ぶ姿が見られます。

この湖は約8万年前の火山活動によって

できた広大なカルデラ湖で、周りは

3つの火山に囲まれています。

そのため、肥沃な土壌やよい気候が整い、

コーヒー栽培にぴったりな場所となっています。


ここに住む農家さんたちは、

長い伝統を守りながら、

愛情を込めてコーヒーを育てています。

収穫されたコーヒーチェリーは、

精製所に運ばれますが、

そこでは一般的に農家ごとのチェリーを

集めるため、品質にばらつきが生じて

しまうことが多いのです。


しかし、このブルーレイクでは、

集めたコーヒーを精製の段階で選別することで、

品質を安定させる工夫をしています。

選別を繰り返すことで、

コーヒーの味わいはどんどん良くなりますが、

その分出荷量は減ってしまいます。

それでも、ブルーレイクが長年にわたり

安定した品質を保っているのは、

丁寧な精製と品質へのこだわりが

あるからです。


ここからは少し裏話。

2021年からこのコーヒーを

ご紹介していましたが、

今回はリニューアルして登場します。

このコーヒーは、

昨年までは大きな麻袋(約69kg)で

運ばれてきていました。

生豆が麻袋に直接入れられていたため、

時間が経っと品質が変わりやすく、

長期保存には向いていませんでした。

これまでに良い品質を保っていたものの、

これらの点を改善してもらえたら

「もっと美味しい状態でお届けできるのに…・」

と、取引先の商社さんや現地の輸出業者さんに

何度もお願いしてきました。

そして、今年ついに荷姿が半分になり、

生豆はビニール袋に2重に梱包されて

運ばれてきました。

産地の方々には負担をかけてしまうことに

なりましたが、美味しいコーヒーのために、

ご協力いただけたことに感謝しています。


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2025-05-01

横浜みなとみらい珈琲日記「パプアニューギニア・コルブラン農園」2025 開封!

2025年5月1日(木)


特徵 -comments-

飲み初めはライムのような爽やかな酸味、

温度変化によって

青リンゴのフレッシュさが広がります。

軽やかなボディにキレの良い

フィニッシュが印象的で、

べっこう飴のほのかな甘さと

烏龍茶のような余韻が残ります。



物語 -coffee story-

パプアニューギニアは、世界でも最貧国のひとつ。

今回ご紹介するコルブラン農園は、

東部山岳州のカイナンツから

車で数時間も揺られて、

山の奥深くにあります。


2018年、

スタッフの浅野がこの国を訪れたとき、

農園に近づくにつれて、

まるで数百年前の風景に

タイムスリップしたような

気持ちになったと言っています。

ですが、その風景こそが、

コーヒー作りにとって最高の条件を

持っているのです。

今月は、この最後の楽園とも

呼ばれるパプアニューギニアをご紹介します。




この農園は、1962年にオーストラリアから

移住してきたべン・コルブランさんが、

コーヒー栽培を始めました。

今では、その孫のニコールさんが

農園を引き継ぎ、

愛情を込めてコーヒーを育てています。


パプアニューギニアでは、

コーヒーを作るための技術がまだ

発展していないことが多く、

ネガティブな風味が出てしまう

ことがしばしばあります。

しかし、ニコールさんは昔ながらの

ゆっくりとした丁寧な方法を守りながら、

発酵工程での過発酵などが

ないように丁寧に進めます。



天日乾燥は、

アフリカンベッドという特別な

棚を使って行い、

農園の区画や収穫日ごとに

しっかりと管理しています。


さらに、農園内にはカップテスト設備を備え、

高度な品質管理を可能としています。

パプアニューギニアでは、

滅多に見ることのできない貴重な設備の中で

作られた高品質なコーヒーをお楽しみください。

美味しさの裏には、

ニコールさんの思いと、

パプアニューギニアの

美しい自然が息づいています。


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2025-04-09

横浜みなとみらい珈琲日記「パナマ ハートマン農園」

2025年4月9日(水)


<特徴 -comments->

クリーミーでなめらかな口当たり。

ボディ感があり、

ブルーベリーやアプリコットのような

酸味と甘さの余韻が

バランスの良さを感じます。

後味には、キャラメルのような甘さと

とろける質感が心地良く残るコーヒーです。



<物語 -coffee story->

2011 年からご紹介しているハートマン農園から、

今年も素晴らしいコーヒーが届きました。

この農園は、ボルカンの町から

グニャグニャ道を進むこと 1時間。

すぐそこはコスタリカとの国境という、

パナマでもかなり山奥に位置しています。




1912年、アロイス・ハートマンさんが

現在のチェコ共和国からパナマに

移住して来たのが、パナマにおける

ハートマン家の始まりです。


現在は、ラティボール・ハートマン・ジュニア

さんが跡を継いでいます。

彼には4人の弟妹がいますが、

全員で農園を経営しています。

自身は味作りに最も重要な

コーヒーの精製加工を、

彼の妻テシーさんは品質管理、

弟のアランさんとアレクサンダーさんは農園管理と、

まさに一家総出の味作りです。

また、妹のアリスさんとケリーさんは

農園内の観光事業を担当しています。

農園は広大な熱帯雨林に囲まれているため、

原生的な自然環境を保全しており、

野鳥にとっては楽園のような

環境であることは間違いありません。


きゃろっとでは10年以上の

お付き合いとなりますが、

品質の安定感は、

今まで取り扱った銘柄の中では

トップレベルです。




農産物であるコーヒーは、

その年の気候や土壌の状況に影響を受けます。

しかし、ハートマン農園の毎年変わらぬ

味わいと品質は、

生産技術の高さを実感します。

今年も変わらずに、

ハートマン農園から届いた

素晴らしいコーヒーをご紹介できることに、

有難さを感じずにはいられません。

パナマの名門農園が作り出す

素晴らしいコーヒーです。

ぜひお楽しみください。



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