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2026-03-07

横浜みなとみらい珈琲日記「インドネシア マンデリン・クラッシックブルボン」開封!

2026/3/7 土曜日


特徴 -comments-

バターのようなとろける口当たり。

マンデリンらしいアーシーさを軸に、

熟れたパパイヤのような甘みに

シナモンの香りが重なります。

ビターチョコのほろ苦さが奥行きを与え、

カカオとスパイスの余韻が長く続く

複雑な一杯です。

ゆっくりとその深みと向き合いたい、

重厚な味わいです。



物語 -coffee story-

今月ご紹介するコーヒーは、

インドネシアでは珍しいブルボン種のコーヒーです。

ブルボン種を栽培しているのは、

この地域でもわずか 40~50軒の農家さん達です。

品質は良いのですが、

インドネシアで多く栽培されているハイブリット種に

比べると収穫量が少なく、病害虫などに弱い、

手のかかる品種なんですね。

近年は、より簡単に栽培できて、

手軽に換金できるオレンジへの植え替えも

増えてきているので、

より希少性が高まっている品種です。


また、インドネシアでは、

収穫量の少ない農家さん達から

コーヒーを集められるため、

通常は色々な品種が混ざったロットになります。

しかし今回、品種の特徴を感じていただくために、

ザイラニさんが作ったブルボン種のみを選別した

特別仕様の豆をご用意しました。

彼は、脱サラしてコーヒー農園を営んでいます。

農園を案内してくれた彼から感じるのは、

豊富な知識と体力。

アチェ地区では、独特な樹形にコーヒーを剪定し、

樹齢10年以上のコーヒーからチェリーを収穫します。


他の国では、もっと早いサイクルで

植え替えを行う場合もありますが、

丁寧に選定を行うことで、

植え替えの手間と時間、

そしてお金を省くことが可能になりました。

これも農園の管理をおひとりで行う、

ザイラニさんの努力の賜物ですね。

このように丁寧に作られたインドネシアの

希少品種をご紹介できるのは、

コーヒーに関わる人たちが、

信頼関係を築きながら、

熱心に品質に対して向き合っているからに他なりません。

農家さん、産地のコレクター、

買付業者の方・・・

多くの人たちの気持ちがこもったコーヒーが、

私たちの元に届いて、みなさまに召し上がって頂ける。

誰一人として欠けてはお届けできない。

そう考えると、身震いするほどありがたいなぁ、

と思います。そんな想いを馳せたインドネシアの単一品種。

非常に珍しいブルボンコーヒーを、ぜひお楽しみください。


2024年9月4日「インドネシア・マンデリン クラッシックブルボン」開封!

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2026-02-17

横浜みなとみらい珈琲日記「コスタリカ プエンテ・タラス」開封!いい香り

2026/2/16 月曜日


特徴-comments-

清々しいハーバルな香りと、

スダチのような凛とした酸味が特徴。

グレープフルーツやザボンのような

ジューシーでほろ苦い柑橘感が広がります。

シロップのような滑らかな甘みと

軽やかな質感が調和し、

透明感ある余韻に若草の香りが残る、

明るく躍動感あふれる一杯です。


物語 -coffee story-

かつて、きゃろっとで「年間5袋」しか

生産されない希少なコーヒーとして紹介し、

瞬く間に完売したコーヒーがあります。

それが、2026年最初にご紹介するコスタリカの

「プエンテ・タラス・マイクロミル」

のコーヒーでした。


その素晴らしいコーヒーを作り出し、

私たちが絶大な信頼を寄せていた農園主の

ロドルフォさんが、2023年この世を去りました。

あまりに突然の出来事でした。

残されたのは、奥様のリスベスさんと娘さん。

偉大なロドルフォさんが長年培ってきた

栽培技術や精製の勘所。

そのすべてが継承されていたわけでは

ありませんでした。

悲しみに暮れる間もなく、

彼女たちは「ロドルフォさんの味」を

再現するという、

途方もない壁に直面することになります。

「最初はコーヒーに対する知識も少なく、

本当に苦労した」

昨年、きゃろっとの工房を訪れてくれた

リスベスさんは、そう語ってくれました。

しかし、彼女たちは諦めませんでした。

生前ロドルフォさんと共に農園を

管理していたスタッフと手を取り合い、

手探りの中で、亡き夫が愛した

コーヒー作りを再開しました。

目指したのは、単なる

「味の再現」ではありません。

ロドルフォさんの想いを受け継ぎながら、

リスベスさんたちにしか表現できない、

新たなプエンテ・タラスの品質を

作り上げること。

今回お届けするのは、

そんな彼女たちの決意と、

母と娘の愛が詰まったコーヒーです。


今回のコーヒーは、通常の水洗式よりも

さらに手間のかかるダブルフリーウォッシュド

という精製方法を採用しています。

生豆を仕上げる最後の工程で、

清水に浸け置くソーキング工程を

2回経ることで、豆の雑味が極限まで

取り除かれます。その結果、

リスベスさんたちの透き通るような

強い意志を表すかのように、雑味がなく、

豆本来の甘みと酸味が美しく調和しています。

ただ美味しいだけではない。

そこには、家族の絆と、

未来への希望が詰まっています。


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2026-02-02

横浜みなとみらい珈琲日記「パプアニューギニア・コルブラン農園」2026開封!

2026/2/2 月曜日


特徵 -comments-

キウイやマスカットのような果実感と、

シルキーでクリアな口たりが特徴です。

生き生きとした酸にべっこう飴の甘みが重なり、

冷めても果実味の立体感と透明感が続く、

洗練された一杯です。


物語 -coffee story-

パプアニューギニアは、

世界でも最貧国のひとつ。

今回紹介するコルブラン農園は、

東部山岳州のカイナンツから車で

数時間も揺られて、


山の奥深くにあります。2018年、

スタッフの浅野がこの国を訪れたとき、

農園に近づくにつれて、

まるで数百年前の風景にタイムスリップした

ような気持ちになったと言っています。

ですが、その風景こそが、コーヒー作りに

とって最高の条件を持っているのです。


今月は、この最後の楽園とも呼ばれる

パプアニューギニアをご紹介します。

この農園は、1962年にオーストラリアから

移住してきたべン・コルブランさんが、

コーヒー栽培を始めました。

今では、その孫のニコールさんが

農園を引き継ぎ、愛情を込めて

コーヒーを育てています。

パプアニューギニアでは、

コーヒーを作るための技術が

まだ発展していないことが多く、

ネガティブな風味が出てしまうことが

しばしばあります。

しかし、ニコールさんは昔ながらの

ゆっくりとした丁寧な方法を守りながら、

発酵工程での過発酵などがないように

丁寧に進めます。天日乾燥は、

アフリカンベッドという特別な棚を

使って行い、農園の区画や収穫日ごとに

しっかりと管理しています。

さらに、農園内にはカップテスト設備を備え、

高度な品質管理を可能としています。

パプアニューギニアでは、

滅多に見ることのできない貴重な設備の中で

作られた高品質なコーヒーをお楽しみください。

美味しさの裏には、ニコールさんの思いと、

パプアニューギニアの美しい自然が息づいています。


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