2020-03-07

奈良・(第42代)文武天皇陵と「高松塚古墳」

7, March, 2020

キトラ古墳を見た後
高松塚古墳に向かいました

<高松塚古墳>
直径18m高さ5mの小さな円墳。昭和47(1972)年3月に石室内に彩色壁画(国宝)が発見され、戦後最大の発見として大きな注目を集めました。石槨内部には古代中国道教の影響を受け、東壁には青龍と日像、西壁には白虎と月像、北壁には玄武、東西の両脇には人物像、天井には星宿図が描かれています。被葬者は7~8世紀の皇子とみられる長身の男性とされますが、詳細は分かっていません。古墳内部は保存上密閉されているため、見学はできません。


隣接する高松塚壁画館で、
精巧な模写や石槨の模型が展示されて
いますが、残念ながら、
新型コロナ感染対策で
見ることができませんでした。






<文武天皇陵>


文武天皇は、飛鳥時代(在位697~707)の第42代天皇です。草壁皇子を父とし、元明天皇を母とします。天武直系として697年に祖母持統天皇の譲位により15歳で即位します。

藤原不比等の娘宮子との間に聖武天皇が生まれます。治世中は外戚たる不比等の影響を大きく受けることになりました。刑部親王らに命じて大宝律令を完成・施行しましたが、父同様に早世し、以後母元明・姉元正と女帝が続くことになります。




濃い色の梅の花が青空に映えて
とても綺麗でした

こちらは白梅 良い香りでした


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