2020-10-18

京都・伏見桃山にある「明治天皇陵」「昭憲皇太后陵」

18, October, 2020

明治天皇陵を参拝しました。
明治から皇居が東京に存在し、
明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后を
祀っているので天皇陵が京都にあるとは
最近まで知りませんでした。


令和になり皇族行事が頻繁に行われたり、
2019年1月から大阪に住んで、
堺の大仙古墳(仁徳天皇陵)が
ユネスコ世界遺産に登録されるなど、
私の中で古墳や天皇陵に対する興味が
じわじわとわいてきている2020年

去年も何気なく橿原神宮を訪問して
初代天皇とされる神武天皇陵にも行きました。
すべての天皇陵をお参りできるのか・・・
まで考えたりしました。

明治天皇

明治天皇は1852年(嘉永5年)孝明天皇の
第二皇子として京都で生まれ、
1867年(慶応2年)孝明天皇が崩御されると
皇位を継承され1869年(慶応4年)に
元服し即位しました。

この時東京に移り
崩御されるまで東京に居住しました

生まれ育った京都に帰ってくるつもり
であったと言われます。
崩御の後東京に天皇陵を造営する案もありましたが
明治天皇の意志でここ京都の伏見桃山に造営されました
東京には明治神宮が建てられました

伏見桃山陵

写真の通り長い階段を上ると
明治天皇陵があります。

階段の下らか見ても荘厳な雰囲気があり、
登った後に見下ろしても他にない
景色を感じることができます。
地元の学生がトレーニングでよく使うと聞きました。
ジョギングで上り坂が大好きな私は羨ましい階段です。


昭憲皇太后陵

すぐ近くに昭憲皇太后陵があります。
明治天皇の皇后として、近代女子教育を振興した。
皇后として史上初めて洋服を召したそうです。
明治天皇崩御に伴い皇太后となり、
1914年(大正3年)に崩御(64歳)された。




明治天皇陵を参拝することで
幕末から明治の日本の歴史の中でも
激動の時代を生きた明治天皇の生涯に
想いをはせる機会となりました。
歴史は知れば知るほど面白いです。


みごとな松の木