中学生の頃から朝通学途中で急におなかが痛くなることがありました。高校時代も通学の地下鉄の中でお腹が痛くなったり急に来るんです。
その時以来30年以上たって社会人になっても忘れられない辛い思いでがあります。中国に出張中の朝、仕事先に行くバスに乗り走り出したその時、Pが来ました。その後バスに揺られながら、約1時間・・・地獄でした。フィリピンに出張したときもショッピングモールで楽しく買い物しているとき、突然Pっと来ました。トイレを探すこと数分、見つけたトイレには紙が無かったり。そんな時にこれがあればどれだけ楽だったことか・・・ペパーミントオイルが効くそうです。
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過敏性腸症候群
過敏性腸症候群は大腸に病気がないにも関わらず、おなかの調子が悪く痛みが続いたり、便秘や下痢などの症状が数ヵ月以上にわたって続く消化管の機能障害の疾患です。排便することで楽になる腹痛と、下痢や便秘などの便通異常が主な症状です。症状によって「便秘型」「下痢型」「混合型」「分類不能型」の4タイプがあります。症状が重症な場合、通勤電車に乗れないなど日常生活に支障を来す場合もあります。
原因
明らかな原因はいまだ不明です。腸の収縮運動はストレスなど不安な状態になると、運動が過剰になったりけいれん状態になったりして同時に痛みを感じやすい状態になります。過敏性腸症候群は特に痛みを感じやすく腹痛になりやすい特徴があります。ストレスや知覚過敏説などさまざまな説はあるが原因はわかっていません。細菌やウイルスが原因となる腸炎にかかった場合、回復したあとに過敏性腸症候群になりやすいことがわかっています。
予防と対策
予防できたという研究はないですが、要因を避けるという対策は可能です。例えばストレスを減らしたり暴飲暴食を避けて、脂肪分や肉類を避けて野菜や乳酸菌を適度に摂取をを心がける。睡眠や休養をしっかり取るなど規則正しい生活習慣が予防につながります。またアルコールに頼らないリフレッシュ方法を見つけて実践するなど、日常的な取り組みが効果的です。