2, February, 2020
七条から出町柳に移動して
「常林寺」
浄土宗の寺院。1573年、魯道(ろどう)によって開創され、当初は、寺町荒神口(上京区)に建てられていました。知恩院とゆかりが深く総本山知恩院の役番としての地位を占めていました。しかし1671年に寺町の大火により類焼・焼失しました。その後、現在の地に移転し1698年に英誉(えいよ)によって本堂が再建されました。
また、幕末の頃当寺は、勝海舟が宿坊として利用していたといわれています。 本堂には、本尊の阿弥陀三尊像が安置され、地蔵堂には、古くから若狭街道を往来する人々の信仰を集めたといわれる世継子育(よつぎこそだて)地蔵尊が祀られています。
また、当寺は、通称、「萩(はぎ)の寺」の名で人々に親しまれており、初秋には、紅白の萩の花が、境内一面に咲き乱れる。 なお、毎年9月の敬老の日には、「萩供養(はぎくよう)」が催されます。
この日は梅の花が綺麗に咲き始めていました
蝋梅も咲いていました