12, May, 2019
欽明天皇(532~571年)のころに
建てられたと伝えられ、
うっそうとした境内と重厚な
たたずまいが歴史の古さを感じさせます。
毎年旧暦8月15日の中秋の名月にかけて、
勇壮なふとん太鼓を繰り出す
「月見祭」は、
農作の祈願と満月を祝う
風習とが合わさって
神社の祭りになったものといわれ、
記録によると300年以上の伝統があります。
太鼓を仕込んだ台の上に、
朱色の座布団を5段重ねにした
造りのふとん太鼓は、
高さ約4m、重さ約3tもあり
約70人で担ぎ
「ベーラベーラベラショッショイ」
というかけ声と太鼓の音で、
まちを練り歩いた後神社に奉納されます。
本殿右前にある大くすは
幹囲り5.2m、樹高25mで
樹齢は700年とも800年とも
いわれている名古木で、
府の天然記念物に指定されています。