January 26, 2013
ロバート・キャパ
数年前に恵比寿の写真美術館でも
彼の報道写真を見たことが
ある気がします。
とても有名な戦場カメラマン
・・・いや、報道写真家です。
ハンガリーに生まれ、ドイツ人のゲルダ・タローを
パートナーにし、後にアメリカに亡命
出版社等と契約して世界各国を飛び回っています。
印象的だったのは来日したときの写真。
綺麗な景色や通常好まれる題材よりも、
日常の日本人の姿がたくさん撮影されていること。
とりわけ駅のホームにその土地の日常を感じ
多くの写真を撮ったそうです。
そしてみなカメラ目線ではなく、ありのままの
表情で撮影されていることも大きな特徴です。
私が色々な国に行って市場に行くのと同じ感覚
なのかなと思い、ちょっと嬉しくなりました。
彼の写真のおかげで当時(戦後間もない)の日本の
日常が写真からよーく伝わってきます。
そんな彼もインドシナ戦線で地雷を踏んで
亡くなってしまいます。享年41歳