2024年1月6日(土)
<特徴>
くちに含んだ瞬間に感じるベルベットのように
滑らかで重みのあるしっかりとした舌ざわり。
プルーンやレーズンのようなキャラクター。
温度変化によって桃やプラムなど様々な表情を
見せてくれる。まったりとした
メープルシロップのような甘みが
品質の高さを実感できる素晴らしいコーヒー
<物語~ストーリー~>
その年に収穫されたコーヒーの最高品質のものに
与えられる名誉ある称号が「カップ・オブ・エクセレンス」
(以下COE)
ロス・アンヘレス マイクロミルはこnおCOEで
2018年の1位受賞に続き、毎年上位入賞する素晴らしい
マイクロミルである。
オーナーはリカルドさん、奥さんと息子さん、娘さんと
一家総出でマイクロミルを経営している。リカルドさんの
農園は、コスタリカ中央部タラス地区の特に標高の高い
1800m~1980mの場所にある。この場所は2019年に
スタッフ(浅野さん)も訪問している。昼間は夏のように
熱い日差しが降り注ぐが夜はダウンジャケットが手放せない
くらいの寒暖差の激しい場所。
急斜面になる農園は日当たりや風通しが良いため
高品質なコーヒーを生み出す。とはいえ、
2008年の設立当初は納得のいくコーヒーができず
苦労したそうだ。リカルドさんの長年の夢である
「コスタリカNo1のコーヒーを作り上げる」
ためにたゆまぬ努力を重ねて素晴らしいコーヒーを
作り続けている。
現在は20haに満たない小さな農園を16農園所有
農園は小さいが、小さいからこそ手の行き届いた
丁寧な管理が可能である。それぞれの農園で
カツアイ、イエローカツアイ、ピジャロポス
ゲイシャなどの様々な品種を栽培しており
どの品種かその土地に適しているかを検証している。
小さな農園で収穫から精製、乾燥までを自分たちの目で
厳しく管理することで、良質な酸味と甘みあふれる
コーヒーに仕上げた。コスタリカでもトップクラスの
精製技術を持つマイクロミルのコーヒーである。