2020-01-16

奈良で世界最古の日本刀「童子切」

 16, January, 2020


刀剣女子の娘のお付き合いで奈良行きました
お目当ては「童子切」

日本刀のことは娘がいろいろと教えてくれました




<童子切>

天下五剣の一つで、大包平と共に「日本刀の東西の両横綱」と称される最も優れた名刀とされている。清和源氏の嫡流である源頼光が丹波国大江山に住み着いた鬼・酒呑童子の首をこの太刀で切り落としたという伝承から「童子切」の名がついた。享保4年(1719年)に江戸幕府第8代将軍徳川吉宗が本阿弥光忠に命じて作成させた『享保名物帳』には「名物 童子切」として由来と共に記載されている。

現在では制作年代は酒呑童子伝説(10~11世紀)の時期よりも後なのではないかとの見解もある。刀剣研究家の佐藤寒山は、「大江山物語はフィクションが多く含まれていることは否めないだろう。しかし童子切は享保名物帳にあることでも、同作の安綱在銘の太刀が比較的に多く現存する中で、安綱中第一等の作であるのは明らか」と記しています。