2019-10-26

京都「六波羅蜜寺」は平安時代から続くお寺

2019年10月26日

六天暦5年(951)醍醐天皇第二皇子
光勝空也上人により開創された
西国第十七番の札所


平安後期、平忠盛が当寺内の塔頭に
軍勢を止めてより、清盛・重盛に至り、
広大な境域内には権勢を誇る
平家一門の邸館が栄え、
その数5200余りに及んだ。
寿永2年(1183)平家没落の時兵火を受け、
諸堂は類焼し、独り本堂のみ焼失を免れた。

源平両氏の興亡、
北条・足利と続く時代の兵火の中心
ともなった当寺はその変遷も甚だしいが、
源頼朝、足利義詮による再興修復をはじめ
火災に遭うたびに修復され、
豊臣秀吉もまた大仏建立の際、
本堂を補修し現在の向拝を附設、
寺領70石を安堵した。
徳川代々将軍も朱印を加えられた。

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