2023年7月14日(金)
今日から今月の2袋目
エチオピア・イルガチェフェ・コケ・ハニー
名まえが長い!
<特徴>
「フルーラルな」という言葉がぴったりな
香り高いコーヒー。
その華やかで濃厚な香りはまるで
大輪のユリのよう。
また、レモンハニーのような甘く明るい
エチオピアらしいシトラスフレーバー
やラクティック(乳酸みたいな)さが
高品質なコーヒーであることを実感できる。
<物語 coffee story>
エチオピアのエルガチェフェ地区の中にある
コケ村から収穫されたコーヒー
コケ村の標高は約1900m
なんと!北海道が誇る大雪山の秀峰「黒岳」と
ほぼ同じ標高。このような高地で、
約800世帯の小農家さんたちが熟した
こひーチェリーだけをひとつひとつ
手で摘み取っています。
コーヒー栽培に適した気候環境である
だけでなく、農家さんたちの手間暇かけた
収穫があって高品質なコーヒーができあがる。
またエチオピアではコーヒーの専業農家が
とても少なく、ほかにもバナナや野菜、
フルーツなど、自分たちの生活にかかせない
ものを栽培し、自給自足のような生活を
している。このような小農家さんたちは
自分の持つ土地で自生しているコーヒーチェリーを
栽培しているため、ガーデンコーヒーとも
言われている。
さらに、今回のイルガチェフェは精製方法が
一味違う。通常エチオピアのコーヒーと言えば
水洗式(ウォッシュドプロセス)か非水洗式
(ナチュラルプロセス)で作られているが、
今回初めて果肉のぬめりを残したまま
乾燥させるハニープロセスで精製した
エチオピアのコーヒーの紹介となる。
ウォッシュドプロセスではティーライクで
爽やかな酸味。ナチュラルプロセスでは
ボディ感と完熟イチゴのようなフレーバーを
楽しめるが、ハニープロセスでは明るい酸味で
ありながら、まろやかさとラクティックさを
感じる。ハニープロセスでしか味わえない
風味を持つ素晴らしいコーヒー