2023年10月10日(火)
今月のきゃろっとコーヒー
1袋目を開封
ホンジュラス・オナカフェ生産組合
<特徴>
カカオやナッツのようなアロマ
アプリコットのような優しい酸味を持つ
中庸的な印象が最大の特徴
毎日飲んでも飽きないコーヒーの代表
さらにクリーミーな口当たりと
ミルクチョコのような甘さが心地よいコーヒー
<物語 ~ストーリー~>
オナカフェはホンジュラスのマルカラ地方に
位置する非常に小規模な生産組合。
この組合は2021年にこの地域の小さな町
ラ・チョレラに住む6人の友人によって設立
ONACAFEは
"Organization Nacional de Cafes Especiales"
の略で
「スペシャルティコーヒー全国組織」
という意味
この組織が目指すのは、世界規模の
コーヒー取引・・なぜこのような名前にしたのか
この組合の生産者たちは以前、収穫したコーヒーを
地元の仲買人に販売していました。
しかし、その価格は品質に見合わず、
コモディティコーヒーとしての価格だった。
そのため彼らの組合は財政的に非常に困難な
状況に直面した。そこで6人は力を合わせて
高品質なコーヒーを生産して適正な価格で
世界中に提供することを決めた。
これがこのネーミングの由来である。
その結果彼らは高品質のコーヒーを着実に
生産して適正な価格で販売することに成功
そして農園の経済的な持続に貢献している。
このコーヒーは主にレンピラ種という
耐病性のある品種を主にメインに使用
中米ではコーヒーの大敵である「サビ病」が
地域によって蔓延し、生産者を苦しめている。
そこでホンジュラスのコーヒー協会が開発した
サビ病に強い品種改良がレンピラ種。
レンピラ種は伝統的なアラビカのカツーラ種と
ロブスタ種を交雑した結果、耐病性を獲得
「ロブスタ」と聞くと美味しくないという心配が
あるが、レンピラ種はホンジュラスの気候と土壌に
とても相性がよく、素晴らしい酸味と甘みを
持ったコーヒーに仕上がる。
過去にはコーヒーの国際品評会で、
レンピラ種が受賞した実績もその証拠
オナカフェ組合の素晴らしいコーヒーは
今後の力を増してくることが予想される