2023-11-21

横浜みなとみらい珈琲日記 エチオピア・ベンサ・シャンタワネ開封!

2023年11月21日(火)

晴天の朝は美味しいコーヒーを
ベランダでいただく
新しいエチオピア・ペンサ・シャンタワネを開封

<特徴>
エチオピアコーヒーらしいシトラスフレーバー
そして華やかさが特徴的なコーヒー
飲み始めはフローラルさが鼻を抜け
レモンやグレープフルーツ、ライムのような
明るい酸味を感じる。
口当たりはティーライクで飲み終わった後も
心地よい余韻が長く続く


<物語~ストーリー~>
エチオピアで初めて国際品評会(以下COE)
が開催されたのは2020年、この年見事に優勝した
ニグセ・ゲメダさんが手がけた特別なエチオピアコーヒー
このシャンタワネという名前は、周辺の小規模農家
さんが時間をかけて大切に育てたコーヒーチェリーを
適正価格で買い集め、高品質コーヒーへと仕上げる
ウォッシングステーションの名前である。

シャンタワネはエチオピアコーヒー業界全体へ
優れた精製技術と知識を広めた重要な場所のひとつ
2020年COEの初年度で7位に輝いたコーヒーも
このシャンタワネで生産されたもののひとつ
現在世界中で注目を浴びている産地である。

このコーヒーが作られているエチオピア
ベンサ地域は、標高約1900mから2200mに位置する。
最も高い場所にある農園は標高約2400mにまで達し、
まさにそこは雲の上。このような極めて高い標高は
コーヒーの育成に重要な影響を与える。

まず第一に通常よりも大きな昼夜の寒暖差が他の地域や
生産国の農園と比較して、病害虫のリスクが格段に
低くなる。その結果病害虫の心配が少ない状況で
実るコーヒーチェリーは時間をかけてゆっくりと成熟
していく。さらに寒暖差によりゆっくり成熟した
コーヒーチェリーは豆の密度が非常に高いコーヒー豆
になる。密度が高く有機物をたくさん含むコーヒー豆は
焙煎時に様々な化学変化を引き起こし、この地域特有の
フレーバー、酸味、そして豊かな甘さをもたらす。

豆のサイズ(スクリーン)こそ小さめだが、
これがこの地域独自の特徴である。