2024年3月27日(金)
快晴の朝に久しぶりのアフリカ系のコーヒー
エチオピア・グジG21 チルフィート
<特徴>
フローラルで華やかなアロマと
シダモらしい爽やかなレモンやオレンジのような
シトラスフレーバーが心地よく感じられる
さらに上質なシロップのような甘さが長く続き
温度変化とともにマンゴーやパパイヤなど
複雑なキャラクターを感じる。
また、ブラウンシュガーのような甘さが
野性味溢れる味を表している。
<物語~ストーリー>
ファンの多いエチオピア。エチオピアから
品評会入賞レベルの素晴らしいコーヒーを用意できた。
エチオピアコーヒーを飲みなれていない人は
驚くかもしれない。他国の銘柄では感じられない
華やかなアロマとあふれんばかりの爽やかな酸味
コーヒー教室でエチオピアコーヒーを提供する際は
目を閉じて「レモンティーだと思って口にして」
と案内すると驚かれる。コーヒーのイメージから逸脱
する味わいにとりこになる人も少なくない。
このような素晴らしい香味をもつコーヒーを生み出す
エチオピアだが、国際品評会の歴史は浅く2019年に
初めて開催された。
品評会に出品・入選したコーヒーは世界中で
オークションにかけられ、平等に取引をされる。
生産者は名が知れ渡るだけではなく品質にみあった
対価も支払われることになる。
コーヒー発祥の地エチオピアでもスぺシャルティ
コーヒーの新たな歴史が始まったのである。
このチルフィートは品評会には出品していないが
カッピングの評価評価点数としては十分入賞可能な
レベルのものである。この銘柄が品評会入賞銘柄と
なれば、ブランド銘柄として価格が数倍になる。
しかし、ブランドが付いていないコーヒーでも
素晴らしいコーヒーは数多く存在し、そのような
コーヒーに出会った際には、わくわくするものである。
今回信頼のおける商社からの紹介を受けて、
3年ぶりにこの高品質なコーヒーを届けることができた。
最も注目される産地シダモ地区グジの隠れた逸品
チルフィートをお楽しみあれ。