2023-03-06

横浜みなとみらい珈琲日記 パプアニューギニア・コルブラン農園(中煎り)

2023年3月6日(月)

今日からきゃろっとの新しいコーヒー
「パプアニューギニア・コルブラン農園」


<特徴>
飲み始めからべっこう飴のような優しい甘さ
アプリコットのようなキャラクターは
温度変化によって、マスカットやリンゴのような
キャラクターにも変わる。
口当たりは紅茶のようなコーヒー


<物語>
世界でも最貧国のひとつ
パプアニューギニア

コルブラン農園は東部山岳州のカイナンツから
車で数時間の山奥。
2018年にきゃろっとのスタッフが訪問時
農園に近づくにつれ、数百年をさかのぼるように
感じたという。しかしそれが、コーヒーに
とって、最高の生産条件だった。
最後の楽園パプアニューギニアのコーヒー

コルブラン農園は1962年オーストラリアから
移住したベン・コルブランさんが始めた。
現在は孫のニコールさんが、引き継いで、
献身的な栽培を行っている。
現地は精製工程が未熟な場所が多く、
どうしてもネガティブなフレーバーが出てしまう。
ところが、ニコールさんは、昔ながらのゆっくり
とした丁寧な手法を維持しながら
発酵工程で過度な発酵が無いように進める。
天日乾燥はアフリカンベッドで行われ、
区画と収穫日別に管理。
さらに農園にはカップテスト設備を備え、
高度な品質管理を可能にしている。
パプアニューギニア国内では、
滅多に見ることのできない
貴重な設備で作られた高品質な
コーヒーなのである。