2024年5月14日(火)
「パプアニューギニア・コルブラン農園」
<特徴>
飲み始めから感じるのは、べっこう飴のような
優しい甘さ。アプリコットのようなキャラクターは
温度変化によってマスカットや青りんごのような
キャラクターへ・・・紅茶のような口当たりが
特徴の素晴らしいコーヒー
<物語~ストーリー>
パプアニューギニアは世界で最貧国のひとつ
コルブラン農園は東部山岳州のカイナンツから
車に揺られて数時間の山奥にある。2018年
スタッフが訪問した時には農園が訪れるにつれ
その風景は数百年も一気に遡るような印象を受けた。
その風景こそコーヒーに最高の生産条件だった。
最後の楽園と称されるパプアニューギニア
この農園は1962年オーストラリアから移住した
ベン・コルブランさんがコーヒー栽培を始めた。
現在は孫のニコールさんが引き継ぎ、
献身的な栽培を行っている。
パプアニューギニアでは精製工程の技術が
未熟な場所が多く、どうしてもネガティブな
フレーバーが出てしまう。
ところが、ニコールさんは昔ながらの
ゆっくりと丁寧な手法を維持しながら
発酵工程での過発酵などが無いよう丁寧に進める。
天日乾燥はアフリカンヘッド(乾燥棚)で行われ、
区画と収穫費別に管理。さらに農園内には
カップテスト設備を備え高度な品質管理を可能にしている。
パプアニューギニア国内ではめったに見ることができない
貴重な設備で作られた高品質なコーヒーである。
朝ごはんと一緒に。