2019-11-10

京都・聖護院「積善院準提堂」 崇徳院地蔵(人喰い地蔵)

2019年11月10日

崇徳院(すうとくいん)地蔵
それが訛って、
ひとくい(人喰い)地蔵になったらしい。

それがここ、積善院にある。
聖護院門跡の門跡代行をすることも
あった積善院。鎌倉時代創建

崇徳院とは、1156年に起きた保元の乱で
讃岐に流された崇徳上皇


世を怨むあまり生きながらにして
魔界の住人となり、死んだ後に
京の都に悪疫・大火・大乱を起こす
魔王となった。

そのような災厄をもたらす
崇徳院の霊を慰めるために、
京の町の人々が地蔵を作って、
聖護院の森の中に祀ったという。


それがこの地蔵なのである。



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