2024-02-27

横浜みなとみらい珈琲日記 ブラジル・ブルボン・クラシコ開封!

2024年2月27日(火)

今月の2袋目「ブラジル・ブルボン・クラシコ」開封!
久しぶりのブラジル

<特徴>
まるでキャラメルナッツタルト!
クルミやアーモンドといったキャラクター
アプリコットのようなフレーバーも
感じられる。ミルクチョコのような
まろやかな甘さが飲んだ後の余韻として
心地よく持続していく


<物語~ストーリー~>
「好みの人はきっと多いだろう」というのが
このコーヒーを飲んだ第一印象
このコーヒーはブラジルコーヒーが持つ「甘さ」
を十分に感じることができる。

このコーヒーの品種は特に「甘さ」にフォーカス
したものを選んでいる。
それは「ブルボン・アマレロ種」という
少し変わった品種である。
ブルボン種の最大の特徴は甘さと
まろやかなコク。
さらに通常コーヒーチェリーは赤く熟すが
アマレロという黄色いチェリーの実のみを
用いることで熟度の高い
フルーツのようなフレーバーを感じる。

このようなブルボン種であるが耐病性が低く
生産が難しいことを理由に生産が激減して
しまった過去がある。1859年に持ち込まれた
ブルボン種はブラジル全土で栽培されていたが
当時、品質よりも量を重視した市場も追い風となり
生産効率の良いハイブリッド種に移行していった。
その後、輸出自由化から再びブルボン種の
品質の良さに注目が集まる。

そして現在、育成が難しい品種ながら
生産者のひたむきな努力が実り、ブラジルの
スペシャルティコーヒー界に
欠かせない存在になっている。