特徵 -comments-
青リンゴやマスカットのようなジューシーで
上品なキャラクター、
キウイのような甘酸っぱさが軽やかに寄り添います。
クリーンカップが素晴らしく、
さらさらとした口当たりと金平糖のような
繊細な甘みが、軽快かつ洗練の一杯です。
物語 -coffee story-
コロンビア北部に位置するノースサンタンデール県は、
言仰と情熱が息づく伝統ある産地です。
この地には、19世紀から現代まで大切に語り継がれる
物語があります。時、貧しい農民たちの暮らしを
救おうと尽力したフランシスコ・ロメロ神父は、
教会へ懺悔に訪れる信者たちに対し、
「神が罪を許す代わりにコーヒーの苗を植えなさい」
と説きました。
罪の深さに応じて授けられた一粒の種や苗木は、
やがて山々を覆い尽くすほどの豊かな森となり、
人々の生活を支える希望の光へと変わっていったのです。
今回お届けする『エル・ヴィエント』は、
そんな歴史深い地域の「トレド」「ラバテカ」「チタガ」
という3つのエリアに住む小規模農家によって
作られた、厳選された高品質なロットです。
『エル・ヴィエント』はスペイン語で「風」を意味します。
山と谷が複雑に入り組み、
豊かな水源を持つこれらの地さは、
日中でも突然真っ白な霧が立ち込めることがあります。
そこを吹き抜ける風は常に優しく爽やかです。
この幻な気候こそが、コーヒーの実に
ゆっくりと栄養を蓄えさせ、
晴らしいポテンシャルを引き出しています。
また、この品質を次世代へ繋ぐため
「トレドplus」というプロジェクトを実施しています。
厳しい基準をクリアした生産者に
正当な対価を支払うことで、
彼らの情熱を支え続けています。
その結果として生まれる味わいは、
まさにシルクのように滑らかな質感と、
コロンビア北部らしい丸みのある穏やかな甘みが特徴です。
派手さはありませんが、
一口飲むたびに心が安らぐマイルドな一杯は、
まさに心に心地よい風を届けてくれます。
神父様の想いと産地の息吹を、
ぜひ一杯のカップから感じてみてください。

