哀愁漂う廃墟の蒸気機関車から、
どこか懐かしい昭和の街並みまで、
細部の作り込みが際立つ作品群です。
廃車庫に眠る蒸気機関車(SL):
朽ち果てた車庫の骨組みや割れた窓ガラス、
車体に浮き出たリアルな赤錆、
生い茂る雑草の表現が、
流れた時間の長さを物語っています。
昭和レトロな街並みと電柱:
トランス(変圧器)や無数に張り巡らされた配線、
ガイシまで忠実に再現された電柱が目を引きます。
日常を切り取った情景:
タミヤの看板を掲げた模型店、
宝くじ売り場や公衆電話、
自販機でジュースを買う人の姿など、
看板の文字に至るまで生活感が凝縮されています。
静まり返った廃墟の空気感と、
賑やかで温かみのある日常の対比を
じっくり味わえる見応えのある展示です。








