福原義春（資生堂名誉会長）さんご逝去

2023年9月5日

資生堂の名誉会長

福原義春さんが亡くなった

私は20年前の新聞のコラムに大きな

影響を受けている。

福原義春が語る仕事「文化は仕事の燃料である」（1）

福原義春が語る仕事「文化は仕事の燃料である」（２）

　資生堂の創業家出身で社長、会長を務めた
現名誉会長の福原義春（ふくはら・よしはる）さんが
8月30日午後2時、老衰で死去した。92歳。　

資生堂創業者の福原有信氏の孫。
慶大経済学部を卒業し、1953年に資生堂に入社。
資生堂アメリカの社長、取締役外国部長
に就くなど国際畑を歩んだ。
87年に社長に就任すると、
北米や欧州での販売を広げ、
北京に合弁会社を設立するなど、
資生堂のグローバル展開の基礎を築いた。
芸術への造詣（ぞうけい）の深さでも知られ、
東京都写真美術館館長なども歴任

●●●福原義春●●●

1931年、東京生まれ

資生堂の創業者、福原有信の孫

1953年慶応義塾大学卒業後、資生堂入社

商品開発、企画、国際などの部門を経て

1987年、第10代社長に就任

経営改革、社内の意識改革に着手する

化粧品事業100年の節目にあたる1997年より会長

2001年より名誉会長を務める

文化や社会への貢献に力を注ぎ

「日仏文化サミット」を始め多くの

文化事業の支援活動に従事

主な著書に

「生きることは学ぶこと」

「部下が付いてくる人」

「会社人間、社会に生きる」

他多数